世の中には、たくさんのだしパックが販売されていますが、
「何を選べばよいのかいまいち分からない。」という人も多いのではないでしょうか?
食材の選び方には、いろんな好みや観点があるように、だしパックにも選び方があります。
今回は「だしパックの選び方」というテーマの中から「だしパックの素材について」です。
天然素材の利用以外にも、だしパックには種類が!
まず知っていただきたいのは、スーパーでもたくさんのだしパックが売られていますが、大きく下記2つの分類方法があります。
①非天然素材利用による分類
こちらのほうがメジャーな分類ですが、だしパックには化学調味料や酵母類など、天然素材以外の調味料が加味されていることが多いです。
一般的に、天然素材以外の調味料は不自然な旨味があり、舌に絡みつく感じがあります。
②調味料の有無による分類
だし素材パック |
鰹節や昆布、煮干など、だしの素材だけをパックに詰めたもの
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だし素材・調味料パック
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だし素材のパックを調味したもの。だし素材に、塩・粉末醤油・砂糖、酵母類などの調味料が入ったパック。 |
調味料が入っただしパックは、あらかじめ塩や醤油などにより適度に味付けがされているため、調理が簡単になっています。
一方でだし素材だけのパックは、自らの好みの味付けを行うことができ、塩味などを抑えながら旨味を味わうことが可能です。
調味料がどれくらい入っているかは、開けてみれば一目瞭然ですが、
例えばものによってはこんなに調味料が含まれているものもあり注意が必要です。
抽出してみると、不自然に色が出るものもあるのでいろいろと比較してみると良いです。
パックの中で使われている素材を食べれば分かる
だし素材だけのパックを薄味と感じることもありますが、それはパックに使われている素材が原因です。
だし素材だけのパックを比べてみると、いい素材を使っているものは見た目、風味(かおり)が異なりますが、実際にだしパックの中の素材を食べてみれば一目瞭然です。
いい素材を使っているだしパックは、個人的にはお酒のツマミにもなるくらい美味しいと思いますw
使われている素材がすごいだしパックの一例
ちょっと手前みそではありますが、自信があるのでこちらの3点を紹介します。
お味噌汁上手のおだし
お料理上手のおだし
かつおの枯れ節、荒節をはじめ、さば節、宗田かつお節、まぐろ節と節類を5種類ブレンドし、さらに日高昆布が入っています。
こちらは、より節系の風味が強く、しっかりとした旨味が特徴です。
また、旨味がしっかりとしている一方で、とてもまろやかで柔らかな味わいが楽しめます。
料亭の味が楽しめるおだし
かつおの厚削りをさらに手もみをして仕上げ、そして利尻昆布(北海道産)といった上質な素材が惜しげもなく贅沢に使われて、とてもいい香りがします。
こちらは、すっきりとしつつも、上質な素材から溢れ出る旨味が特徴で、鰹節(イノシン酸)と昆布(グルタミン酸)の相乗効果がとても際立った一品。
食べごたえがある大き目の素材が使われており、そのまま食べるだけでなく、使用済みのだしパックの中身も高級なおツマミやふりかけになりますw
だしパックの使い分けで一歩上級者へ!
このように、だしパックによって、使われている素材や特徴は様々です。
だしパックは気軽に簡単にだしを楽しむことができるのが大きなメリットですが、それぞれの素材や特徴を知ることで、料理によって使い分けることができれば、あなたもだし上級者へ一歩近づけるのではないでしょうか!?
ちなみに、今回ご紹介したおすすめの3つのだしパックはこちらで購入も可能です!